ダイソーのアクリル絵の具は落ちない?検証と服の汚れ落とし術

MakichariX
こんにちは、デザイナーでアーティストのマキチャリックスです!ダイソーの絵の具、実は使いこなしにちょっとしたコツがあるんですよ。

「ダイソーのアクリル絵の具って、安いけど本当に落ちないの?」「お気に入りの服に付けてしまった、どうしよう!」そんな悩みをお持ちではありませんか?

アクリル絵の具は、乾くと耐水性になるという便利な特徴がありますが、100円ショップの製品だとその性能に不安を感じる方も多いはずです。

この記事では、ダイソーのアクリル絵の具の「定着力」を徹底検証し、万が一服や床に付いてしまった時の「最強の落とし方」まで網羅しました。

この記事を読めば
  • 100均絵の具を賢く使いこなすコツ

  • 大切な衣類を守るための知識

  • 100均画材だけで本格的な絵を描く方法  

これらがすべて手に入ります!

ダイソーのアクリル絵の具は「落ちない」のか?

この章でわかること
  • アクリル樹脂が固まる仕組み

  • 100均製品とメーカー品の具体的な違い

  • 実際に使ってわかった「とろみ」の質感

ダイソーで販売されているアクリル絵の具は、成分として「アクリル樹脂」を含んでいます。この樹脂が乾燥する過程で強固な膜を作るため、基本的には一度乾くと水に溶けない「耐水性」へと変化します。

100均アクリル絵の具が乾燥後に耐水性を持つ理由

アクリル絵の具の仕組みは、水分が蒸発すると同時に樹脂粒子が結合し、プラスチックのような層を作ることです。

ダイソーの製品もこの基本構造はメーカー品と同じであるため、「安いから水で流れる」ということはありません。

アクリル樹脂とは? 顔料を固着させるための接着剤のような役割を果たします。一度乾燥すると水に溶けない性質(耐水性)に変わるのが最大の特徴です。

メーカー品との定着力の違いとコスパの捉え方

大きな違いは「顔料の密度」と「樹脂の質」にあります。

メーカー品は発色が良く、長期間の保存でもひび割れにくい工夫がされていますが、趣味の範囲や使い切りであれば、ダイソー製品のコスパは圧倒的です。

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ダイソーの絵の具はテクスチャが「とろっ」としています。キャップを開けたときに机にこぼしてしまったので、皆さんは気をつけてくださいね!

「ダイソー」のアクリル絵の具を布やプラスチックに塗って検証

この章でわかること
  • 布(Tシャツ・上履き)への定着度

  • プラスチック面での剥がれやすさ

  • 洗濯機で洗った際のリアルな変化

「本当に洗濯しても大丈夫?」という疑問を解消するために、実際の耐久テストの結果を見ていきましょう。

布製品(Tシャツ・上履き)は洗っても剥がれない?

ダイソーアクリル絵の具を塗って1回洗濯した布(右はファブリックメディウムをプラス)

布の繊維の奥まで絵の具が浸透していれば、通常の洗濯機洗いでベロリと剥がれ落ちることは稀です。

厚塗りをしすぎると、乾燥後に布が曲がった拍子に「パキッ」と割れてしまうことがあります。布に描くときは少し水で薄めるのがコツです!

プラスチックや金属への定着度と爪での削れにくさ

表面がツルツルした素材は、布に比べて定着力が落ちます。

乾燥後でも、爪で強くこするとシールのように剥がれる場合があるため、用途に合わせた工夫が必要です。

服や床に付いた「ダイソー」のアクリル絵の具を落とす対処法

最優先ルール:スピード勝負!
アクリル絵の具が「落ちない」というメリットは、汚れになった瞬間、最大のデメリットになります。とにかく乾かさないことが重要です。

乾く前なら水と石鹸でスッキリ落ちる

絵の具がまだ湿っている状態なら、慌てる必要はありません。ぬるま湯と普通の洗濯洗剤、あるいは固形石鹸でもみ洗いすれば、ほぼ完璧に落とすことが可能です。

完全に乾いた後の汚れを浮かせる3つのアイテム

乾いて固まった場合、水洗いは無効です。以下のアイテムで「樹脂を溶かす」必要があります。

除光液(アセトン入り):樹脂を強力に分解します

専用クリーナー:画材店で売っている「アクリルクリーナー」

洗濯せっけん:泥汚れをしっかり落とすことで有名なあの石けん


【注意】除光液やクリーナー使用時の生地へのダメージ

除光液は強力ですが、アセテートやトリアセテートなどの合成繊維を溶かしてしまう恐れがあります。必ず目立たない場所で試してから行いましょう。

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ついゴシゴシ擦りたくなりますが、力を入れすぎると生地を傷めてしまいます。溶けた絵の具が広がって被害が拡大することもあるので注意してくださいね。

除光液は布の表面のアクリル絵の具は取れるが、布に染み込んだアクリル絵の具は残っています。

経験上最も落とせるのが洗濯せっけん!

布の表面についたアクリル絵の具は除光液などで落とすことができますが、布にしっかり染み込んで完全に乾いたアクリル絵の具を落とすのは難しいです。

その上で、私の経験上最も落とすことができるのが「洗濯せっけん」だと思います。

完全には落とせませんが、洗濯せっけんでここまで落とすことができました。


ダイソーアクリル絵の具をさらに「落ちにくく」するコツ

アクリル絵の具を塗る前に行う表面処理の重要性

プラスチックなどの場合は、細かいサンドペーパーで表面を荒らしたり、アルコールで油分を拭き取ったりするだけで、絵の具の食いつきが劇的に良くなります。

左から皮脂がついたままの表面、アルコール除菌剤で拭き上げた表面、紙やすりで傷をつけた表面

透明下敷きにアクリル絵の具を塗って乾燥後に爪で引っ掻いてみました。

  1. 1表面に皮脂がついたままアクリル絵の具を塗った
  2. 表面をアルコール除菌剤で拭き上げてアクリル絵の具を塗った
  3. 表面紙やすりで細かい傷をつけてアクリル絵の具を塗った
    ①と②は爪で簡単に削れてしまいましたが、③は少し削れたものの明らかに剥がれにくかったです。
    この結果からもプラスチックなどにアクリル絵の具で塗る場合に、表面に細かな傷をつけるのはとても効果的だということが分かります。
キッチンスポンジのハード面で擦ってみた結果

さらにキッチンスポンジのハード面で擦ってみました。

紙やすりで細かい傷をつけたアクリル絵の具はほとんど剥がれませんでした。

仕上げのニスや防水スプレーで耐久性をブーストする

完成後にダイソーでも売っている「つや出しニス」や、靴用の防水スプレーをかけることで、摩擦や水濡れから表面を保護できます。

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布に描くなら「ファブリックメディウム」が断然おすすめ!描きやすくなるし、発色も良くなって仕上がりが全然違いますよ。

【比較】メディウムの有無

  • 絵の具そのまま:塗りやすさ×、発色△、定着○

  • メディウム混合:塗りやすさ○、発色○、定着○

【失敗談から学ぶ】アクリル絵の具を使う際の3つの注意点

アクリル絵の具で固まってしまった筆

道具の放置は厳禁! 使い終わった筆を放置すると、二度と使えなくなります。作業中も、使っていない筆は必ず水に浸けておく習慣をつけましょう。

子供が使う際に準備しておくべき「汚れてもいい環境」

「汚してから怒る」のではなく、最初から防衛線を張りましょう。

子供と楽しむマイルール
  • 汚れても良い服装(専用スモック等)を選ぶ

  • 床は新聞紙でしっかり広く養生する

  • 目を離さない(壁に描かれる悲劇を防ぐため!)

よくある質問(FAQ)

洗濯機で他の衣類に色が移ることはある? 完全に乾燥していれば移りませんが、生乾きや厚塗りの場合は剥がれた破片が他の衣類に付着する可能性があります。最初の数回は単独洗いを推奨します。

100均の筆でもきれいに塗れる? 毛が柔らかく少し技術が必要です。特に細い線は描きにくいので、細かい描写をしたいときは筆だけメーカー品を検討するのもアリです。

乾燥時間はどのくらい待てばいい? 夏場なら20〜30分、冬場は1時間以上が目安です。完全に「落ちない」状態にするには24時間放置が理想です。

まとめ:ダイソーのアクリル絵の具は正しく使えば最強のコスパ

まとめ
  • 基本性能:ダイソー製も乾けばしっかり耐水性を発揮する。

  • 汚れ対策:乾く前なら水洗い、乾いたら除光液等で溶かす。

  • クオリティUP:メディウムやニスを活用して定着力を高める。

MakichariX
100均画材だけでインコの絵を描いてみました。細い筆は正直使いづらかったですが、工夫すればここまで描けます。趣味には十分な実力です!

  1. 1使用したのはダイソーのアクリル絵の具(赤、黄、青、緑)とセリアのアクリル絵の具(白、黒)の合計6色。キャンバスはダイソーのF3にダイソーのジェッソで下地を作っています。筆もダイソーです。
  2. インコと枝部分をマスキングテープで養生して、背景を塗ります。ダイソーの化粧用スポンジを使用したスタンプ技法です。
  3. 背景が完成したらインコを塗っていきます。
  4. 重ね塗りで深みを出しながら塗り進めていきます。

完成です!

いかがでしたでしょうか。

今回はダイソーのアクリル絵の具について、検証してみました。

ダイソーやセリアなどの画材は趣味として使うには最強のコスパだと思います。

アクリル画を低予算から始めてみて、続けていくならメーカー品を揃えていくというのも良いかもしれません。

こちらの記事で100均アクリル絵の具と有名メーカーとの違いについて解説していますので参考にしてみてください。

アートライフで人生を豊かに!

それではまた、別の記事でお会いしましょう!